ラート情報誌「わっ!」

19号 2008年 春号

日本ラート協会オフィシャルホームページ http://www.rhoenrad.jp

4回 世界チームカップ選手権大会

 

31516日、ドイツ(LuedenshaidWuerzburg)で『第4回世界ラートチームカップ選手権大会』が開催され、昨年の全日本ラート競技選手権大会にて選考された選手の皆さんが健闘しました。

 

【結果】

1日目

 

2日目

 

総合

1

Germany

24

 

1

Germany

25

 

1

Germany

49

2

All-Star-Team

18

 

2

JAPAN

16

 

2

All-Star-Team

34

3

Netherlands

17

 

2

All-Star-Team

16

 

3

JAPAN

32

4

JAPAN

16

 

3

Netherlands

15

 

3

Netherlands

32

 

 

選手団・応援団として参加された選手の皆さんより、感想を寄せていただきましたので紹介いたします。

筑波大学体操部  江塚 和哉 ( 直転 )

はじめに、今回チームカップに出場するにあたって応援・支援して下さった多くの方々に感謝申し上げます。皆さんの温かな応援があったからこそ、不安と緊張に押し潰されそうになりながらも最後まで精一杯自分らしく演技をすることができました。本当にありがとうございました。

初の音楽付き直転は予想以上に苦戦を強いられるものでした。それでも本番はミスのない演技とはいかなかったものの、要所要所で『自分らしさ』を出し、密かに目標としていた8点代の点数を得ることができ非常に嬉しく感じております。今回感じた悔しさ、憧れ、そして喜びを糧に、今後ともラートに励んでいきたいと思います。

 

 

筑波大学体操部  古屋 欽司 ( 斜転,跳躍 )

こんにちは、筑波大学の古屋欽司です。チームカップ参加にあたり、皆様より多大なるご支援いただき、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

今回、私は斜転と跳躍の演技を行いました。大減点も出してしまいましたが、こだわりの、全力の演技が出来たと思います。そして、世界最高レベルの演技を実際に見ることで、今まで漠然としていた“頂上”というものが、自分の中でクリアになってきました。今回得たことを、多くの人に伝えていくとともに、自分でも更に上を目指して努力していきたいと思います。

 

琉球大学体操部  護得久 晋一郎 ( 直転,斜転 )

『チームカップに参加して。』

こんにちは。琉球大学体操部の護得久です。今回は過去に参加した2回の世界大会のときよりも「日本の代表として」という想いを強く持ち、演技に臨みました。初日の最後の演技では、「自分の点で順位が決まる・・・」という想像以上のプレッシャーに負け、思うようにラートを動かせませんでしたが、2日目は心地よい高揚感の中、演技を楽しむことができました。前回の世界大会に引き続いての銀メダル。日本の競技力は着実に上がってきているのではないでしょうか。チームカップという特別な大会で演技ができたこと。共に流した喜びの涙。新しい宝物ができました。

檜皮さんのおっしゃるように同じメンバーで参加することがない世界大会ですが、どんなメンバーであっても互いに支え合っていけること、多くの方に変わらぬ温かなご声援をいただけること、日本のラートに携わる皆様で作る「輪」の大きさ、つながりの深さに感銘を受けます。多くのご支援・ご声援ありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

大学院の2年目、やるべきことも増えてはきましたが、これからも現役の選手でいたいと思います。トレーニングキャンプで他国のトップクラスの選手と共に練習することができ、多くの刺激を受けました。これからも新しいことに挑んでいきます。

一部の方々からは「そろそろベテラン組みに入ったねぇ」と言って頂いていますが、まだまだ足りないことの多い私です。これからもご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。 また大会の会場でお会いしましょう。

富士電機アドバンストテクノロジー梶@ 森 大輔 ( 斜転 )

『有意義な大会』

今回はチーム最年長となり、大会までいろいろとこの大会に参加することの意味を考えることが多かったです。「くれぐれも若い人の足はひっぱらないようにしなければ」と、自分なりにがんばることを決意して望みました。終わってみれば、幅広い世代のいるこのチームで、真に仲間意識を持ち試合に望めたのが、なによりもの収穫でした。

「試合は今の自分を映す鏡にもなる」と誰かがいったような気がしますが、そのとおりに未熟な部分も再認識することができました。私は、本大会から導入された「ジョーカー」として二日連続でエントリーしました。一日目の演技は良かったものの、二日目の本大会最終演技者、三カ国の得点がかなり僅差の状況+ジョーカーというなかなか経験できない状況で、集中力を持続させる困難さを実感しました。この点も含め、この大会は自分にとって新たな目標ができるきっかけとなりました。

このようなよい経験を、今大会は本当に快適に味わうことができました。これはリーダー始めとするサポートチームのお陰だと思います。試合中は「こんなに心強いものはない」と強く感じました。本当にありがとうございました。

最後になりますが、本大会に様々な援助いただきました皆様と日本ラート協会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました。

東京藝術大学  檜皮 貴子 ( 選手団代表 )

また次へと』

今回の遠征での私の役割は、「選手が大会に集中出来る環境を提供する」ことでした。その時々の判断で、引っ張る場面では引っ張り、私が出なくて良いところは選手の邪魔にはならないように、というような感じで試行錯誤しながら選手・サポーターと共に過ごしてきました。選手、サポーターがそれぞれの立場で出来ることに異国で精一杯取り組み、遠征を終えることが出来たと思います。全力で大切に築き上げた日本チームの「輪」が、後の選手たちに繋がって行くように、微力ながら私もサポートして行きたいと思っています。強くて優しいラートの輪がどんどん大きくなりますように。

今回の遠征にあたり様々な方から御支援をいただきました。ありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。 

 

琉球大学OG  喜納 笑子

『チームカップ、エリートキャンプに参加して』

ラートを愛するみなさん、こんにちは☆私は今回初めてドイツへ行ってきました。・・・と言ってもチームカップの応援団として、エリートキャンプの選手としてですが。不慣れなビデオ撮影で多少ブレがあるかと思いますが許してくださいね。高揚感、葛藤、劣等感、悔しさなど沢山の感情が交錯した2週間でした。リーダーひわんこの下、4名の選手と3名のサポーターの皆さんと一緒に行けて光栄でした。最高でした。

多くの方の支えがあって、ラートができることを実感しています。選手として、日本ラート協会会員として還元していきたいです。ありがとうございました。

 

 

琉球大学体操部  田村 元延

皆さんこんにちは。琉球大学体操部4年次田村元延です。今回、私は選手としてではなくスタッフとしてチームカップに参加させていただきました。チームスタッフとして参加した今大会は、自分が演技するより緊張したり、感動することが多かったように感じます。特に補助者として仲間の演技を見守る緊張感といったら大変なものがありました。選手として参加したザルツブルグの世界選手権とはまた違った経験をできたことは、とても価値のあることであると思っています。

今大会の日本チームは初の世界大会出場者が2人いましたが、檜皮リーダーをはじめ、ベテラン勢がフォローするなどチームワークも抜群であったと感じています。このことは大会の結果からもわかるように1日目は4位と振るわなかったにもかかわらず、2日目にチーム全体で気合を入れなおし2位に食い込むことができました。選手とはまた違った角度から大会に参加し、自分も大会に出場したいという悔しさもありましたが、チームにスタッフとして参加する楽しさも味わうことができました。

ラート協会の方々、支援金を寄付していただいた方々、そして応援してくださった方々に今大会のチームの1人としてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

筑波大学体操部  森 更紗

まず始めに、今回の遠征に際し、多くのご支援を下さり誠にありがとうございました。

私は、今回の日本代表メンバーに、夫の森大輔を含む馴染み深いラート仲間が選ばれたことを知り、ぜひ仲間のサポートをしたいと思い、ドイツへ行く決意をしました。微力ながらも、選手の練習時からサポートをしていたので、大会時には「コーチ」という役職名を頂き、私なりに選手のために最大限できることをやって参りました。選手のサポートをするということが、私にとって非常にいい勉強となり、このような機会を頂けたことに感謝申し上げます。

大会においては、それぞれの選手が全ての力を出し切って演技を終えた瞬間、大きな喜びと感動の気持ちが込み上げました。率直に申しますと、他人の試合でこんなに感情移入をした経験はありませんでした。

私は昨年5月の世界選手権に出場させて頂いているのですが、その時と比較すると、やはり選手とサポーターがそれぞれ役割を分担し、みんなで一つのものに向かって取り組めた今回の方が、チームとしてより快適な遠征であると感じました。可能な限り、今後もこのような快適な環境で遠征を続けられたら、日本チームもますます活躍できると思います。

また個人的な気持ちとしては、まだまだ私自身も現役の選手として、世界の舞台で演技をしたいと感じさせてくれる大会でもありました。他国選手の表現力豊かな直転演技や、滑らかな回転の斜転演技などを生でじっくりと観察し、次の目標が見えてきました。あるスイスの金メダリストには「あなた前回の世界選手権出ていたでしょ?」と言って頂き、それをきっかけに、もっと多くの選手に認知される選手になりたいと思うようにもなりました。いつかサポートに徹するとしても、やはり選手としての参加経験が豊富な方が、チームの役に立てることを実感します。そのためにも、また世界選手権の代表選手に選ばれるよう、今後も努力して参ります。

最後になりましたが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

         「あたたかいご支援をありがとうございました。」          

 

この度、第4回世界チームカップ大会日本代表チームのために、あたたかい応援金を賜りましてありがとうございました。有効に使わせていただきました。ここにお礼申し上げます。

〜 ご支援いただいた方 〜

本村三男様・みどり様、檜皮道弘様、長谷川ミヨ様、西井陽平様、安西映子様、加藤和子様、大島林子様

 

 

 

 

 

春期ラート実技講習会

春期ラート実技講習会が200832830日の3日間にわたり、茨城県つくば市の筑波大学で開催されました。今回も大学生を始めとした多くの参加者が集い、楽しい一時を過ごしました。

 

講習会に参加された皆さんより、感想を寄せていただきましたので紹介いたします。

筑波大学体操部 池淵 慶

今回のラート講習会では施設や宿泊などの準備を初めて担当しました。そのため、ラート協会や指導員の皆さんの力のおかげで、参加者が当日の講習会を楽しむことができるのだと身をもって感じました。改めてラート講習会に参加できることに感謝したいです。また、今回の講習はどんな技を練習したいかを考える時間がとってあり、ラートの知識が少ない自分にとっては、その時間があったからこそ有意義な練習時間が過ごせたと感じています。そして、同時に何人もの方が補助に入ってくれる贅沢な環境のおかげで、多くの新しい技に挑戦することができました。何より、子供から大人まで一緒になって練習する雰囲気が非常に心地よかったです。今後、より幅広い年代が集まる講習会になっていってほしいです。

 

中京大学ラートサークル 大勝 浩美

今回はじめて講習会に参加させて頂きました。他校の学生だけでなく社会人の方々も参加なさる講習会ということで、とても新鮮な気持ちで臨みました。皆さんとても親身に、丁寧に教えてくださり、今までなかなか直せなかった跳躍の癖を直す事ができました。癖が直った時に、皆さんが一緒に喜んでくださって、とても嬉しかったです。中京大学の中だけでは見る事のできない技をたくさん見させて頂きました。とても収穫の多い三日間でした。今年のインカレ&全日本に向けて、これから練習頑張っていきたいと思います。

 

 

筑波大学体操部 黒田 ふゆこ

回のラート講習会は私にとって2度目の講習会となります。今回は、自分なりに目標を持って講習会に参加することが出来ました。私はラートと出会い、もうすぐ1年が経過しようとしています。この1年を通し、先輩の練習、大会、映像などで様々な技を見てきました。そのような技に今回の講習会で挑戦することが出来ました。まだ、憧れの技を完成させるのには及びませんが、基礎となる技、練習方法などを教えてもらえました。今後、講習会で教えてもらったことを活かしながら練習していきたいです。また、ラート講習会では大会でしか会うことの出来ない方々とも交流することができるので、毎回楽しみです。同じスポーツをする仲間と一緒に練習できるのは嬉しく、良い刺激にもなります。今回もたくさんの人と楽しくラートをすることができ、内容の濃い3日間でした。

 

ART 横井 友美

ラートを初めて4年目の春。講習会には春・夏合わせて7回目の参加になりました。講習会では、普段なかなかできない技を教えていただける&遠くのラート仲間に会うことができるので毎回楽しみにしています。

今回は、参加人数が少なく、自分の時間をたっぷりとることができ、新しい技も教えていただけて、とても充実した講習会でした。社会人になってからは、思うように練習ができないこともありますが、これからも続けていきたいと思います。大好きなラートをする仲間が増えつつあること、とても嬉しいです。

ご指導してくださった指導員の方々、ありがとうございました。

 

中京大学ラートサークル 横地 広章

数多くの新しい技を教えていただき、すごく得た物が多い講習会でした。3日間にわたり、また、解散後も教えていただき本当にありがとうございました。おかげさまで技自体だけでなく、お互いの補助の方法もわかり、愛知に戻ってもちゃんと練習できそうです☆彡夏のインカレ、冬の全日本では、今回教わったことを生かした演技ができるよう日々の練習に取り組んで参ります。

また、僕を含め参加者全員大きな怪我もなく講習会を終えられて、安堵しています。一日一日が無事に終わるたびに、『よかった〜。明日も頑張ろう!!』と感じていました。

ラートに携わる方々のアットホームな雰囲気が僕は大好きです。指導者だけでなく、チームの枠を超えて選手同士でも教えあっていたり(僕は教わってばかりですが…)、交流したり、今回もそんな講習会でうれしかったです(*^^*)↑↑

 

 

      

【事務局便り】

◎ 「第4回世界チームカップ」のビデオ販売のお知らせ

   1式 3,150円+送料  ご注文の際に形式をご指定下さい。(DVDまたはVHS

◎ 「級認定基準」作成のお知らせ(520日公開予定)。

   日本ラート協会技術部会が、級の合格に必要な技術形態や認定されない具体例をまとめた「級認定基準」を

   作成しており、近日中に公開致します(520日公開予定)。

   「級認定基準」は日本ラート協会ホームページよりダウンロードできるように致します。

   詳細は日本ラート協会ホームページをご覧下さい。

   *資料の郵送をご希望の方はご注文下さい。(一部200円+送料)

 

           《お問い合わせ先:日本ラート協会》

187-0023 東京都小平市上水新町2-27-30

電話:042-349-2024 FAX042-349-2524

 

     

【編集後記】

皆さん、こんにちは。今年もまた新入生を迎える季節がやってきましたね。ラートの仲間は増えましたか?各所でフレッシュな顔ぶれがそろい、新年度がスタートしたことと思います。ぜひぜひ、今年度もラートの『輪』を広げていきましょう!

ラート協会広報部会  m馬 絵美子